2010年02月22日

ねこ年ねこ月ねこ日

お前は何党かと聞かれれば犬党と答える私ですが、猫も好きです。
今日は平成22年2月22日。まさに猫の年、猫の月、猫の日と言えましょう。こんな日に聴く歌といったらこれっきゃない。

http://www.youtube.com/watch?v=FpNtUaIJ4IM

ロッシーニ作曲、「猫の二重唱」。
歌うはビクトリア・デ・ロス・アンヘレスと、エリーザベト・シュヴァルツコップ。偉大なリート・ピアニスト、ジェラルド・ムーアの引退記念公演(1967年2月20日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール)での歌唱です。
落ち込んだ時にも、この二重唱を聴くと自然と微笑みが浮かびます。20世紀を代表する名ソプラノふたりが、芯から楽しんで歌うこの歌! もうたまりません。歌の楽しさ、音楽の楽しさということを心から感じられる演奏のひとつです。
ほんとに猫になりきっちゃってるビクトリアと、リラックスしながらもまずきっちり歌うことを優先するシュヴァルツコップ。ふたりの歌手の個性の違いが感じられつつも、でもどちらも本当にこの歌を、この場を楽しみ尽くしています。
そして観客の盛り上がり&大笑いといったら! この夜一番の喝采です。観客と共に笑いながらも、ああ、生で観たかったなあとうらやましさもしきり……どうやらおふたりとも、かなり面白い身振りもしている様子なので。伴奏するムーアも、彼女たちと共にこの公演に参加していた(そしてこの演奏を、おそらく袖で聴いていた)ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウも、楽しかったろうなあ……。
ムーアの引退記念公演とその録音の感想については、いつの日か自分なりにまとめて書きたいと思います。弊ブログのトップに引用した自伝の言葉、そして自分の引退記念公演に是非ともと参加を望んだ事実からもうかがえるとおり、ムーアはビクトリア・デ・ロス・アンヘレスという歌手を心から敬愛していました――彼の共演した大歌手たちの中でも、とりわけ。

http://www.youtube.com/watch?v=WzKj56Ca954&feature=related

番組の一部でしょうか、この録音を聴いて笑う(かわいい!)ビクトリアと猫たちの姿が観られる動画も上がっています。
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posted by ぶらっくたいがあ(元ユルシュール) at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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